どうやって働いてるの?
そんな疑問を持っている方向けに
テレワークが始まって半年が経つ私の働き方を紹介します。
本記事を読むことで、下記の情報が得られます。
本記事の狙い
- テレワークの働き方の一例がわかる
- テレワークのメリット・デメリットがわかる
- テレワークのオススメ行動がわかる
テレワークの働き方
自己紹介
私は都内のIT企業でエンジニアのお仕事をしています。
独身で都内のマンションで一人暮らしです。
私の場合、開発メインなので下記のようなことをしています。
- 会議
- ドキュメント作成
- プログラミング
仕事の割合は、会議とドキュメント作成で7~8割占めるので
もしかしたらデスクワークメインの他の業界とあまり変わりないかもしれません。
本格的なテレワークは3月から始めていました。
東京でコロナの感染者が出てやばいぞやばいぞと言われてた頃です。
もう8月も終わるので半年になります。
私の会社では、テレワークへの移行は特に問題なくできていました。
元々外出先からでも仕事ができるように会社からノートPCを配布されていて、社内のネットワークに接続できる環境が整備されていたからです。
移動の変化
全く移動しなくなりました。
出勤は、起きてすぐにノートPCの電源をつけたら完了です。
退勤も、ノートPCの電源を落とすだけです。
これなら都内に住まなくてもいいと思うようになりました。
テレワークが主流になったら、インターネットが問題なくつながる安い賃貸の場所に住みたいと考えています。
環境面の変化
環境面では、仕事をする場所が会社のビルから家に変わっただけでした。
私の部屋には、机とイスがないので、いつもあぐらをかいて、小さいちゃぶ台にノートPCを置いて作業しています。
検索キーワードのサジェストを見ると、腰が痛くなっている人がいるようです。
日中は、隣のビルが工事をしているので、騒音で集中しずらいです。
最近は慣れましたが、やっぱりうるさいかもですね。
会議の変化
私の会社では、Microsoft Teamsを使っているので、それでビデオ会議をするようになりました。
ビデオ会議だと、複数人同時に発言すると全く聞き取れないので、1人ずつ発言するようにしないといけません。
発言のタイミングを見計らないといけないので、そこがネックに感じます。
(そもそも人がしゃべってるのにグイグイ割り込んでくるような話し方をする人が多いので
個人的にはそれが良くないだろうと思っています・・・。)
2020年8月時点では、9割5分ビデオ会議やってますね。
自身の変化
ここだけの話、テレワーク始まりの頃は、緊急の仕事がなかったので、
だらだらとドキュメント作成して、ちょいちょい昼寝したこともありました。
あとは、部屋の掃除したり、価値の薄い会議をしてるときにブラウザゲームをしたりなどです。
生活リズムも少しずつズレていたので、
さすがに6月になってもテレワークが続いたときには、これじゃダメ人間になるなと思いました。
そのため、毎日のやることのルーティンを作るようにして、
少しずつ会社で仕事をしてるときと同様のパフォーマンスを発揮できるようにしていきました。
今では、会社にいたときより集中して働いている気がします。
テレワークのメリット・デメリット
テレワークを通して感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
ココが良い
- 移動時間がゼロ
- 隣の人の愚痴や嫌いな人の声がゼロ
- 好きな音楽を聴きながら仕事できる
- 飲み会がゼロ
- 配達荷物が受け取れる
移動時間がゼロ
ノートPCの電源をつけたり、落としたりするだけで出勤、退勤になるので、移動時間がゼロです。
いつもギリギリまで寝てます。
隣の人の愚痴や嫌いな人の声がゼロ
私の隣の人がいつも溜め息吐いたり、「疲れた」とか言ったりするので、正直こちらも気分は良くなかったです。
また、近くにいる嫌いな人がいつも大声で独り言を言うので、それも気が散ってしんどかったです。
それらが全くなくなったのは、最高でした。
好きな音楽を聴きながら仕事できる
工事中の音がうるさいときやどうしても気が乗らないときは、好きな音楽を流しながら仕事ができるので、気分がいいです。
音楽を聴きながら作業するのは集中力が落ちるので良くないともと言われますが、私の場合は、音楽を聴いているときの方が調子が良いときもあります。
飲み会がゼロ
私はお酒が弱い方なので、飲み会の時しかお酒を飲みません。
いつも飲み会が苦痛だったので、なくなって正直超嬉しかったです。
配達荷物が受け取れる
会社に行ってた時は、Amazonで買い物をあまりしませんでした。
いつも不在票がポストに入っていて、再配達を依頼するのが面倒だったからです。
今では、一日中家にいて直接受けとれるので、オンライン注文がしやすいです。
デメリット
ココがダメ
- サボりやすい
- 運動不足
- 電気代上昇
- ビデオ会議で大音量の雑音
- 会社でビデオ会議がしづらい
- オンライン飲み会の実施
サボりやすい
テレワークは、下記の理由からサポりやすい環境になっていると思われます。
- 会社の人に見られてない
- 誘惑(自分のPC、ゲームなど)が近くにある
運動不足
移動時間がゼロになった代わりに全然歩かなくなってしまいました。
プライベートでは、私は自炊しない派なので、近くのコンビニか飲食店しか行きません。
そのため、月1回ぐらい会社に行くと足が筋肉痛になります。
元々あまり運動してなかったのですが、さらに動かなくなってしまったので、将来的に影響が出てきそうです。
電気代上昇
月々の電気代が上がりました。
ずっと家にいて、PCを触っていて、エアコンもつけているためです。
会社からの手当てが欲しいところです。
ビデオ会議で大音量の雑音
ビデオ会議中にマイクをONにしたまま、ノートPCを引きずって移動させる人がいます。
そのとき爆音のノイズが発生するので、毎回イラっとします。
いつか言いたいと思ってます。
会社でビデオ会議がしづらい
たまに会社に出社すると、数人いるのですが、みんなビデオ会議をするので、逆にうるさくなります。
わざわざ人のいないところに移動してビデオ会議をするという面倒なことをする必要があります。
そのため、会社には行きたくなくなります。
オンライン飲み会の実施
最悪です。
飲み会がなくなったと喜んでいたのですが、彼らはZOOM(ビデオ会議)で飲み会をしようと言い出しました。
お酒を飲まない私には苦痛でした。
付き合いで参加はしますが、お酒は買ってません。
テレワークのオススメ行動
私が個人的にやっているオススメの行動を紹介します。
コレがおすすめ
- 毎日のルーティンを作る
- シングルタスクにする
- 作業に必要なものだけの状態にする
- 簡単なことから手を付ける
- 作業時間を記録する
- 誘惑になるものを触らない
- タイマーを使う
- 休憩する
毎日のルーティンを作る
ルーティンとは、あらかじめ決めている一連の作業のことです。
毎日やることをあらかじめ決めておいて、その通りにやるようにしています。
こうすることで、やることに迷う時間が減らせるので効率的に作業がしやすいからです。
私の場合は、毎日のルーティンを下記のようにしています。
- 連絡チェック
- 今日のやることリストをチェック・調整する
- 今日のやることリストで決めたことをやる
- 明日のやることリストを作成する
本当はお風呂の時間や寝る時間などを決めておくと、生活リズムが一定になるのでより良いと思いますが、私はできていません。
連絡チェック
私の場合、メール、Microsoft Teams、Slackから唐突な依頼や会議予定が入ることがあるため、これらを朝一チェックするようにしています。
自分がやる必要があるものは、やることリストに加えます。
今日のやることリストを確認・調整する
今日のやることリストを確認して、やることを思い出します。
この「今日のやることリスト」は、前日の終わりに作っておきます。
ルーティンの最後にある「明日のやることリスト」が、次の日の「今日のやることリスト」になります。
作り方は、やることを箇条書きで書いて、優先度を考えて、どの順番でやるか決めておくだけです。
優先度の決め方は、ベストセラーの7つの習慣という本の第3の習慣を参考にするといいと思います。
(ただ、時には、自分ルールでもいいとも思っています。)
朝一の連絡チェックで、今日中にやらないといけないこと、隙間時間でできそうなことがあれば、
「今日のやることリスト」のできそうな部分に当てはめて調整しています。
後回しにする場合は、忘れないようにどこかにメモにしておきます。
やることリストの例:
・連絡チェック
・やることリストチェック
・資料A作成
・会議B
・会議A
・資料C作成
今日のやることリストで決めたことをやる
今日のやることリストで決めたことを上から順にやります。
時間内に終わらない作業は、優先度が変わらない限り、次の空いている時間で再開してやります。
こうすることで、シングルタスクになるためです。(後述します。)
明日のやることリストを作成する
一日の終わりに明日のやることリストを作っておきます。
やることリストとして記録しておくことで、頭から一旦外しておくことができるからです。
次の日、確認して思い出してからやりましょう。
シングルタスクにする
やることリストのやることから上から一つずつ消化しています。
ポイントは、途中で中断しても、なるべくそれが終わるまでは再開して、他のことをしないことです。
マルチタスクは、切り替える際の余分な時間が発生してしまい、返って効率が悪くなることがあるためです。
集中力が必要ない仕事は、マルチタスクでも処理できるのでいいのですが、
集中力が必要な仕事は、シングルタスクにすることが私の結論です。
作業に必要なものだけの状態にする
ブラウザのタブやアプリのウィンドウをたくさん開いていることはありませんか?
なるべく作業に集中できるように、一旦すべて閉じて、その作業に必要なものだけを開いて、作業すると良いです。
こうすることで、余計な情報が入らず、関係ないことを考えたり、無駄な操作を行ったりすることを減らせるからです。
完全に集中したい場合には、アプリの通知を切っておくのもいいでしょう。
簡単なことから手を付ける
どうしてもやる気が出ない、手をつけずらいものに関しては、その作業の簡単なことから始めてみましょう。
例えば、資料を作成するなら、下記のように手を動かします。
- パワーポイント or グーグルスライドを開く
- スライドを追加する
- タイトルを仮で入れる
- 箇条書きで書いてみる
こうすることで、作業を徐々に進めることができ、「作業興奮」という事象が起きて、集中しやすくなるからです。
(「作業興奮」とは、何か行動をすることで脳が刺激されてやる気が出てくる現象のことです。)
最初はすごく簡単なことでもいいから始めてみましょう。
作業時間を記録する
これはオリジナルだと思っていますが、私は作業ごとに作業時間を記録しています。
下記のような感じです。
9:00-10:00 連絡チェック
10:00-11:00 会議A
11:00-12:00 資料B作成
13:00-14:00 会議B
こうすると、何かしらの作業をしていることが見えるようになるため、全然仕事できてないという感覚が薄くなります。
また、自分の行動を振り返りやすくなるため、今後どんな作業の時間を削ってどんな作業に時間を当てるべきか判断しやすくなります。
私の場合、エクセルシートに記録して、作業ごとの時間の割合を出しています。
よかったら試してみてください。
誘惑になるものを触らない
誘惑に負けて行動してしまうものには、触らないことが一番です。
例えば、下記です。
- 自分のPCでネットサーフィンをしてしまうなら、自分のPCの電源を入れない
- ゲームや本に手が出てしまうなら、手をつけずらい場所に置く
触らなけばその行動は始まりませんからね。
視界に入れないようにできるなら、そうするといいでしょう。
タイマーを使う
次の予定までの時間が少ししかないときややる気が出ないときは、タイマーを使うと良いです。
例えば、次の会議まで20分しか時間がないときは、使いたい時間分のタイマーをセットして作業します。
こうすると、時間を有効活用できて、次の会議も忘れないので良いです。
やる気が出ないときも、10分だけやるとタイマーをセットしてやり始めると、意外と時間切れでも続けたくなることがあります。
ときには、タイマーを使ってみましょう。
(私は、Windowsを使っていますが、標準でアラーム&クロックというアプリがあるのでそれを使っています。)
休憩する
どんなことでもやりすぎはやっぱり良くないと思うことが多々あります。
疲れ切ってやる気が出ないときは、休憩しましょう。
私は休憩の時は、わざとぼーっとしたり、マインドフルネス瞑想をしています。
ぼーっとすることで、脳に良い効果が起きるそうです。
マインドフルネス瞑想も同じような感じです。
ただ、私の場合、マインドフルネス瞑想は、眠くなったり、仕事の集中が一旦リセットされるような感覚になるので、仕事終わった後にしています。
テレワークだとしても、ときどき休憩しましょう。
まとめ
テレワークの働き方は、移動時間がなくなり、もっぱらビデオ会議をしています。
メリットは、移動時間がゼロなので、場所に依存することがなくなり、自分の部屋の環境を整えればうまく仕事ができます。
デメリットは、サボりやすい環境にあるので、セルフコントロール力を上げることが重要でしょう。
私のオススメ行動は、参考になれば実践してみてください。
紹介は以上です。
読んでくださってありがとうございました。